9月15日、厚生労働省が全国の100歳以上の高齢者が初めて8万人を超えたことを発表しました。
昨年から9176人増加の、過去最多となる8万450人とのことで、100歳以上の高齢者の増加は、50年連続となりました。
そのうち、女性が88.2%を占めています。
また、今年7月の発表では、2019年の日本人の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳となり、男女ともに過去最高を記録しました。
ちなみに、ギネスにも認定されている「存命中の正解最高齢」は、日本人で、なんと1903(明治36)年の117歳です。
お金の心配は”健康寿命”を考慮すべき
健康でなくなってしまったら、自由に過ごすどころか、医療費など突発的で大きな費用が発生するため、できるだけ健康でいたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
ところが、「健康寿命」によると、全員が全員、健康に一生を終えるというのは難しいのかもしれません。
近年、WHO(世界保健機関)が提唱し話題になった”健康寿命”。健康寿命とは、寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間のことを言います。つまり、人生の中で健康に過ごすことのできる期間を言います。
75歳以上の3人に1人は介護が必要に
厚生労働省による「令和2年版高齢社会白書」によると、2016年度の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.49歳という結果でした。
これを、同年の平均寿命と比べてみると、男性が8.84年、女性が12.35年。つまり、これだけの年数が、介護や寝たきりになるかもしれない期間になります。
同じく、厚生労働省の白書によると、介護保険制度における65歳以上の要介護者は年々増加しています。2017年度末には、全国で約628万人、75歳以上では、要介護の割合が2割、要支援が8割という結果で、約3人に1人が要介護認定を受けているという現状があります。
人生100年時代に備えた「稼ぐ力」を作る
人生100年時代を見据え、せっせと日々貯金しているけれど、もし、要介護状態になれば、長年貯め続けてきた貯金を切り崩して、いくらかかるか分からない費用にストレスを感じながら、老後を過ごすことになってしまいます。
それを防ぐためには、貯金は貯金として、いざという時のためにとっておいて、それとは別に、定年後も日々の生活を過ごすだけのお金を「稼ぐ力」を準備しておくことが重要なのではないでしょうか。
老後に必要な金額の出し方
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そして、そこではじき出された年金と、自分の現在の生活費をもとに、「将来年金にいくらプラスアルファすれば良いのか?」を概算できます。
ここまでできれば、後は足りない分のお金の補填をどうやって準備するのか、という段階に移っていきます。
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