人生計画想定外の出費

想定外の意外な出費

家族構成、妻と長男・長女、現在63歳専門商社総務(再雇用)の方のお話です。
公団で暮らしていましたが、父親が倒れことをきっかけに両親と同居が始まりました。
父親の所有する横浜市の高級住宅街にある間取り6LDK 1戸建てを2000年頃に建て替えました。
皆がうらやむ豪邸で、周りからは、さぞやお金に余裕があるのだろうと思われていましたが、
この家こそが想定外の出費となったのです。この男性は特に1戸建てに住むつもりがなく、
生涯賃貸暮らしのつもりでいたので頭金の蓄えもなく、家こそが資金問題への一歩となったのでした。
建て替えの際に豪邸にするつもりはなかったが、当時は2人の子供が独立前で、
それなりの部屋数が必要で、住宅ローンで賄いました。定年退職時のローン残高は1600万円。
返済までは75歳迄続きます。また、建替え後20年近くが経過し、
リフォームの為のお金がかかってしましました。それ以外にも想定外の費用の問題が、
長男と長女の結婚で、長女にはいろいろな物をねだられてしまい。
家のローン完済のための計画として長男に家を譲りローンを引き継いでもらおうとしていましたが、
大きな誤算で、長男がこの先も実家に戻るつもりはないとの宣言をされてしまいました。
自宅を売却すればローンを完済してある程度の資金は残ると言うので、まだ深刻にならずに済むとの事でした。

部屋が落ちるイメージ図

豊かな老後生活

その後、さらに思ってもみない出費が、長女と長男のそれぞれに孫が生まれまして、
一緒に出掛けるたびに洋服やおもちゃを買わされると言うが、その方自身も
喜んで買っている面もあるとの事でした。今は、お酒を控えて孫に使うお金を確保しているとのことです。
何となく人生設計を思い描いていても意外な出費がかさむことがあります。
老後生活に悠々自適に自分の使いたいようにお金を使えるように老後資産の形成をしていきましょう。

PRESIDENT「定年時の貯金額-1000万円以下」(出典元)

 

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