成功のためには、「仲間」と「相談相手」が必要

サラリーマンが、投資で失敗する理由

なぜサラリーマンが、投資で失敗するのか。それは、少ない自己資金でより多くのリターンを求めようとしているからです。私たちの年間消費額(前述のように、手取り500万円の所得があり、年間100万円の貯金ができる人は400万円消費しています)は、数百万円単位になります。そのため、資産運用の結果として、年間百万円単位の収益を得ないと満足する水準に達しないということです。少ない自己資金で、年間数百万円単位の結果を得るには、リスクの高い商品を選択する必要があり、それが原因でサラリーマンの資産運用はうまくいかなくなります。不動産投資においても、融資を受けて何億円というローンを組み、年間家賃収入が何千万円、そういうものが投資だと考えている人が世の中に溢れているのも事実です。

あの「投資の神様」といわれ、地球上で一番お金持ちと言われていたウォーレン・バフェットでさえ、年間平均利回りは

20%前後だったと言います。

高利回りばかりを求めるのではなく、通常、資産運用では投資額の3%から5%、多くても10%前後を期待するのが現実的です。人によっては「たった10 %」と思うかもしれません。月利で考えれば1%にも満たない小さな額です。

10%だと1000万円を投資しても、はじめの1年間で100万円しか増えません。

でも、この10%は時間をかけてあなたの人生を変えていきます。複利の効果により、1000万円は30年も経てば1億7000万円です。ウォーレン・バフェットは「投資家の95%はただただ一夜にして大儲けすることしか頭にない」と言い、この「宝くじ的発想」に取りつかれた人々を嘆いています。

 

適切なファイナンシャルサービスを受けていない

それではなぜ、一部のサラリーマンが、このような発想に取りつかれてしまうのでしょうか。それは、適切なファイナンシャル

サービスや教育を受けていないからです。サラリーマンが、定期的にファイナンシャルプランナーと資産運用の相談をしているという話はあまり聞きません。よくて1回か2回といったところではないでしょうか。サラリーマンが、ファイナンシャルサービスを受けられないのには、理由があります。それは、ファイナンシャルサービスの費用が高いということです。

多くの人の資産運用額は、年間数百万円程度、リターンに換算したら、よくて年間数十万円ほど、人によっては数万円の人もいるでしょう。日本FP協会が認定しているファイナンシャルプランナーの1時間当たりの相談料は、右の図のように5000~2万円の間がほとんどです。これにライフプラン表などを作成してもらえば、、別途料金が発生します。年間10万円の資産運用収入があっても、相談料1万円の場合、年間4回も相談したら利益は半分程度になってしまい、これでは、サービスを受けたくても受けられないというところが、サラリーマンの本音でしょう。

一方で、プライベートバンカーがつくような資産家であれば、年間数百万~数千万円、人によっては億単位の運用収入があります。これぐらいの規模で運用していれば、ファイナンシャルサービス、税務サービス、資産管理ソフトなどのサービスを利用する費用も負担にはならないはずです。

サラリーマンも資産運用する際に適切なアドバイスを受けることができれば、資産運用で失敗する確率は大きく減るのではないでしょうか。

 

関連記事

ページ上部へ戻る