今、東京23区の大学に通う大学生が増えています。これは、土地利用を制限する法律「天下の悪法」と呼ばれていた「工場等制限法」が2002年に廃止され、今まで制限されていた大学の建設が認められた影響です。この法令改正で、都心にキャンパスを作った大学の応募倍率が軒並み伸びたことをきっかけに、他の大学も追随し、ここ10 年で40件を超えるキャンパスが都心に移転しました。

学生側としてもプライベートの充実や就職活動のしやすさなどの理由で、通学するメリットと利便性が高まったと言えるでしょう。当然、キャンパスが都心に集中することで、そこに通う大学生は、通学しやすいキャンパスの近隣に住むことが予想されます。

大学はキャンパスを都心に戻すことで、学生からの応募が伸びることももちろんですが、キャンパス間の移動距離が少ないことで学校運営側のコストが抑えられるメリットもあるようです。大学の経営的な都合と学生のニーズの高さからも都心回帰は、今後も加速していくでしょう。

 

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